背伸びと成長。

こちらでの更新には、 少し間が空きました。 個人的に減らしたこと、

やめたことが、

このひと月半の間には

いくつもありますが、

買い付けの仕事では、

新たなる古道具が

大量に入ってきました。

そのペースに並走するように、

頑に動かなかった商品までもが

売れるようになってきて、

お店の新陳代謝が、

あがりました。

１度売れてしまったら、

２度と手に入らない。

いい買い付けなんて、

早々あるものじゃない。

それを呪文のように頭に据えて、

これ位の価格じゃないと

手放したくない！とばかりに、

お気に入りには重りを付けて、

置きっぱなしにしていたのです。

その重たい気持ちよりも

買いやすい価格に付け直して、

価格を下げなくたって

ほこりを払い、

積極的に店内で物を動かすように

していっただけです。

こちらのブログを始めてからの

文章には、多いに背伸びと

気負いが見えますが、

それに少しだけ、

（１ミリかもしれないけれど）

追いつき成長出来た気がします。

物は動かしてなんぼ。

こだわりより、かろやかがいい。

大皿に大盛りより、

いいものをちょっとがいい。

ややペースは落ちましたが、

意識的に多読を続けている

生前・老前・遺品整理系の

本から思うことも、

少しずつ頭の中に

根を張り始めています。

促成栽培、そんなことが

出来たら効率的だけれど。

途切れずジワジワと

やってみればいつか、

実現している。

まだまだ目指す姿には遠くても、

頭の中と身の回りを

片付ければ片付けた分だけ、

（最初は目に見えなくて、

がっかりしながらも）

桃栗三年柿八年、

人は一生かけて、

個性的な自分だけの実を

ならせてゆける筈。