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貰い手探しの難しさ。

頭の中の整理がわりに 書きます。 このところ、 (以前から多いですが) 片付けをしているんだけど (例として)箪笥いる?着物いる?と 問い合わせがあります。 値段がつけばベスト。 だけれど、処分費用のかかりそうな 大物家具の場合は、 時に、タダでもいいよ、と。 (当店では必ず、 お金をお支払いするかわりに、

買い取り品は厳選しています)

『どんなものが売れるのか、 見学に来ました』という 実店鋪へのお客様も多くて、 『売値が○○円だったら、 じゃぁ買値は知れてるね。 いいや、捨てよう』 と、 捨てることへの、 踏ん切りを付ける方も…。 物を買い取って、 新しい持ち主の方へ売るまでには 時間と手間がかかります。 (場所の維持費や、その他にも色々) ジャンルは違いますが、 例えば、野菜。 旬の時期には大量にとれる。 それをタダで配っていたら 仕事としては成り立ちません。 商売として続けていくには、 儲けを乗せないと。 ボランティアで続けるならば よいのでしょうか。 自分の家の畑から 季節の野菜を お裾分けするように、 買い取りしないけれど ブログに乗せたり知人に声がけして、 持ち主探しをしていた時期が

しばらくありました。 先方さんに連絡したり、 お店をしめて自分の車を出し、 引き取りに立ち会ったり。 捨てられる物たちが もったいなくて、 なんとかしたくて、 タダなら欲しい人が いるのに!と。 数年続けたものの 今ではその時間がとれなくなり、 やめてしまいました。 タダ、のように見えて、 私自身の時間を 支払っていたのでした。 今回、貰い手探しを 有料サービス(1点or1コンテナ1000円)として

始めた背景には、

そんな後悔があります。 お金を介さない、 等価交換の物流にも関心はあるものの、 (物たちを救えた! という自己満足もある…) 継続出来なくては、 活動そのものが、立ち消えてしまいます。 5月以降は、月イチで 業者間の競り市に 卸としても参加する予定です。 会場は県外や遠方のため、 高速代とガソリン代、 会費分が経費として必要になります。 これまでは 『貰わない。代金をお支払いする』と 決めていた買い付けにも、 変化を加えようと考えています。 たとえ仕入れがタダになっても、 お金に換えるまでには 時間や更にはお金が必要で、

そこにかかる労働対価を

決めなくては、と思ったのです。

手放す人にとっては処分料の負担や

罪悪感が軽くなり、 中間に立つ私たち業者もすり減らず、 買いたい人へきちんと届けること。

そんな、三方よしな状態が エソラゴトでなく実現出来るように。 動いてみようと思うのです。


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